2011年12月16日金曜日

小町風伝 日韓共同創作

2月3日(金)19:00 4日(土)14:00/19:00 5日(日)19:00
2月3日(金)日韓演劇フェスティバルin大阪オープニングセレモニー
   18:15~30分間予定(18時開場)
2月4日(土)14:00の回はアフタートークあり

会場/一心寺シアター倶楽
前売/3,000円 当日/3,500円


作/太田省吾 演出/李 潤澤(イ・ユンテク)

出演/浅雛 拓・大川こはる・笠河英雄・河東けい・門田 草・金子順子・鈴木泰子・高津征郎・竹橋 団・名取由美子・服部桃子・保木本佳子・堀部由加里・路井恵美子・南澤あつ子 ・宮田圭洋・宮村信吾・森本竜一・亘 敏治

1977年初演の太田省吾の「小町風伝」は、小劇場演劇の古典の名作と位置付けられています。今回の演出李潤澤氏は生前の太田省吾氏から韓国での上演を要請されたが実現できず、今回その要請に初めてこたえる舞台化に並々ならぬ意欲で望んでいます。
安アパートに住む一人の孤高の老婆が目覚めてからラーメンをすする朝食の一時に凝縮された世界、アパートの面々との生活の断面と、戦前の青春の中での生々とした人生、老いた現実の中での女の性、能の「卒塔婆小町」の現代版としての太田ワールドを34年経った今、韓国の演出家李潤澤が現在をどう描くか期待したい。

文化ゲリラ 李潤澤 イ·ユンテク
詩人・劇作家・演出家・シナリオライター・映画監督・ドラマ脚本家・密陽夏公演祝祭の芸術監督。1986年、演戯団コリペを創団、カマゴル小劇場を立ち上げた。
1990年代、韓国実験演劇の騎手として登場し、地域の演劇人としては最初に、「サンシッキム」(李ヒョンファ作)、「市民K」、「オグ」、「バボカクシ」等の作品でソウルに進出、韓国演劇界に衝撃を巻き起こした。1994年「請負人」、「旅立つ家族」(金義卿作)で東亜演劇賞及びソウル演劇祭受賞、1995年で東亜演劇大賞、演出賞大山文学賞等を総ナメし、韓国演劇を平定した。その後、伝統に基づいた言葉と身体を用いた舞台表現を通して、観客との疎通を図り続けると同時に、ミュージカルの演出及び制作を通じて、創作ミュージカルの可能性を発展させた。演劇活動を行ないながらも、詩や評論、シナリオ、テレビドラマ、新聞コラムを書く文学家でもあり続け、ミュージカル、舞踊、祝祭劇、イベントの演出など、多方面にわたって、最高の演出家として数えられる、前衛的な芸術家でもある。また、演技の訓練法に対しても関心を持ち、1995年、「我が劇研究所」を設立、演技訓練を通じて演技論の体系を導き出しており、ドイツや日本などで演技ワークショップを実施し、演戯団コリペのメソッドを発展させた。1999年からは、蜜陽演劇村にて、演劇共同体を運営し、約50余名の団員達と共に、演劇制作及び演技訓練に対する実験を続けてる。

【お問い合わせチケット予約】
第2回日韓演劇フェスティバル 関西ブロック企画実行委員会
〒542-0012大阪市中央区谷町7-1-39-315
スタジオ315内 TEL 080-4025-2202
http://nikkan-engeki-festival.blogspot.com/

日韓演劇フェスティバルin大阪チケットセンター (ヌーヴォ・スタシオン 劇団しし座)
TEL & FAX 06-6653-9339
E-mail nikkan.engeki.festival@gmail.com

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